低分子有機化合物を用いて生命現象を解明することは、創薬研究に直結します。また、ユニークな活性評価系を有し、生物活性を有する新規有用物質の探索を行うことは、古典的ではあるものの新薬開発の王道とも言えます。このような観点のもと、私たちの研究室では、「病態・生命機能解明のための機能性分子の創製」をモットーに、未解明の生命現象を明らかにできるような小分子化合物の設計・合成・評価を行っています。具体的には、分子デザイン（計算化学を用いたものを含む）、有機合成、各種スペクトル測定、細胞を用いた各種アッセイ、蛍光顕微鏡を用いた生細胞イメージング実験などの手法を中心に生命の謎の解明と病気の克服を目指しています。
教授 奥田健介
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